インプラントの種類

顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けるインプラントは、国内だけでも数十種類あり、構造・形状・材料の違いがあります。

インプラントの構造には2種類あります。2ピースタイプは、顎の骨に埋め込む人工歯根と、上から被せる人工歯をネジタイプのアバットメントで連結させます。1ピースタイプは、人工歯根とアバットメントがセメントなどで固められているタイプです。このタイプは取り外しができないので、不具合があった際は人口歯根ごと外さなければなりません。

形状の違いは5種類あります。スクリューラインタイプは、先端にかけて細いネジタイプです。埋め込み穴が小さく、噛んだ力を骨へと伝える作用に優れています。
シリンダータイプは、表面が平らでネジ螺旋のない円筒形です。埋め込みが簡単とされていますが、表面積が小さいので初期固定が弱いのが特徴です。スクリューシリンダータイプは、スクリューラインのようなネジ山がある円筒形です。骨との接触面積が広いので、噛んだ力を骨へ効率的に伝えます。ルートフォームは、最も一般的なインプラントで、スクリューかシリンダータイプを埋め込みます。ブレードタイプは板状のタイプで、骨幅が狭い部分に使用できます。

材料の違いは主に3種類あります。純チタンとチタン合金は骨と結合しやすいのが特徴です。チタン・ニッケル合金は、結合性では純チタンに劣りますが、自由な形状や、形状記憶に優れています。